派遣 IT企業

派遣のIT会社が多いのは何故か?

何故?派遣のIT会社が多いのか?

IT業界は主に派遣の業務をメインにしているIT企業が多いですが、
何故?派遣をメイン業務にしている会社が多いのか?
疑問に思われる方もいらっしゃると思いますので、
何故?派遣のIT企業が多いのか?について理由を説明します。

 

 

製品を作る側の企業の人件費削減のため

では、何故派遣の会社が多いのか?というと、
まず、派遣を受け入れる側の立場でお話しさせて頂くと、
製品を作っている側の企業の人件費を削減したいからです。

 

企業にしてみたら人件費というのは非常に大きなコストですから、
可能な限り人件費を削減したいと思っているんですよね?

 

つまり必要な時に必要な人材だけを確保出来ている状態が一番ベストで、
企業は可能な限りその状態にしたいと考えています。

 

例えば、新しい製品を開発する間だけプログラマが10人必要で、
製品を開発し終わったら全員不要になるという場合は、
製品を作っている間だけ10人抱え込み、
終わったらさようならをしたいという体制を整えたいわけですね。

 

しかし、今の日本は正社員というのは
地位が高くて簡単に首にすることが出来ないため、
正社員雇用だけで開発を進めると必要な時に必要な人材を確保することが出来ず、
余剰人材の雇用は企業側としても大きな損失となってしまうのです。

 

だから、その問題を解消するために、
派遣、請負といったアウトソーシングの仕組みがあるんです。
製品を作っている企業が状況に応じて柔軟な労働力を確保するために、
派遣というシステムが必要とされているからですね。

 

 

派遣は低リスクで儲かるから

続いて今度は派遣業務をメインとしている会社の立場でお話しさせて頂くと、
派遣は低リスクで儲ける事が出来るからです。

 

例えば自社製品を作る事を想定して頂ければ分かると思いますが、
自社で製品を製造して実際に売りに出しても売れるかどうか?って分からないわけです。

 

何百万円、何千万円というコストをかけて製品を作ったとしても、
全く売れなかったら会社は大損害になってしまいます。
下手をすれば会社を畳むことになってしまうんですよね。

 

また、請負のように他者から仕事を取ってきて自社で開発する場合は
会社に効率的に請負開発を行うスキルやノウハウが無く、
納期に遅れてしまったりすると損害賠償ものになってしまう可能性もありますし、
そうならなかったにしても工数が膨らんでしまってしまうと、
赤字になってしまう可能性も含まれています。

 

しかし、派遣というのはそのようなリスクがありません。
とりあえず人を他社に常駐させれば毎月必ず利益が得られるんです。
つまり低リスクで確実に儲ける事が出来るんですね。
赤字になるリスクが少なく、確実に儲かる事から派遣の会社が沢山あるわけです。

 

 

 

自社開発を行うノウハウや技術が無くても出来るから

そして最後に派遣をメインで行っている会社は
自社開発を行うノウハウや技術が無くても出来るというのも大きな理由です。

 

先ほども書いた通り派遣は低リスクで儲ける事が出来ますので、
とにかく人を常駐させることが出来れば利益が確保できますので、
会社自身に開発のノウハウやスキルがなくても運営出来てしまいます。
つまり参入障壁が低いんですね。非常に開業しやすいんです。

 

そのため、多くのIT企業が乱立しているため
派遣をメインとしている会社が非常に多くなってしまうわけなんです。

 

 

 

派遣会社は差別化が出来ていない

 

派遣会社の最大の問題は会社自身に差別化が出来ていない事が挙げられます。

 

自社に独自の製品やサービスを持たずに人を流しているだけなので、
会社自身に大したスキルが無い上に真似されやすいという問題が孕んでいます。

 

そうなると必然的に起こってしまうのが人月単価の低下です。
他者でも同じことが出来てしまうので他者が安い金額を提示すると、
追従せざるを得なくなり単価の低下が更なる低下を招くといった状況になってしまうんです。

 

実際に多くの派遣という人材派遣会社の収益は軒並み落ち込んでいますし、
同じような会社はどんどん増えてきていますので、
非常に将来性は暗いといえるでしょう。

 

 > トップページへ戻ります


このエントリーをはてなブックマークに追加